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Chronology Creation Phase 1
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− The first half of
805 −
■#1
┣キャスト:クリス
┗場所:805年上半期 ブリスランド
804年の初陣から、凡そ1年
一進一退の攻防を続ける、フレデリックとフーゴ
だが、その両者が
あらゆる蟠りを捨て、電撃的に休戦協定を結ぶという異常事態が起きた
それもそのはずであろう――
突如として、ブリスランド各地より現れた醜悪なる怪物
オークどもが、国土を荒し始めたのだ
民を民と思わず、破壊の為の破壊、略奪の為の略奪を繰り返す悪鬼どもを相手にするべく
フレデリックとフーゴは、即座に休戦協定を結んだ
それもそのはずであろう
オークどもを指揮していたのは
そこらのハイオーク如き矮小な存在ではないのだ
魔神カアス
オークの神といわれる、双頭の悪神の姿が見受けられたのである――
これにより、両軍の武将も全く異存なく、まずはオーク撃滅という目標の為
あらゆる蟠りを捨て、手を組んだのであるが――
時を同じくして
破天軍本拠地から
一人の男の姿が消えた
そう
“大盗賊”フリッツ
あの、お調子ものである
クリス:「…おや?」
クリス:その“異変”に気づいたのは、クリスが最初だった。
クリス:「静かですね」
クリス:いつもならば、この時間は天馬の方が騒がしい。主に誰かさんのせいで。
クリス:「ふむ…」
クリス:夕闇の空に輝く星を見上げ
クリス:クリスは、静かに席を立ち、夜の帳の降り始めた外へと出て行った。
GM-kuro: 「待て」
GM-kuro:本拠地の門を密かに出た時であろうか
GM-kuro:聞き覚えのある声がかかる
GM-kuro:それは、探し人のものではなかった
GM-kuro:カルラ「奴を探しに往くのか?」
GM-kuro:君とは、武将探しの時からの馴染みある。カルラだ
GM-kuro:兄同士ということもあり、幾許かの親睦もある
クリス:「えぇ」
クリス:カルラの問いに、頷く。
GM-kuro: ざ
GM-kuro:一歩、歩み寄る
GM-kuro:止める気は感じられない
GM-kuro:だが
GM-kuro:カルラ「そうか。だが……あまり、よくない物を見るやもしれん。気をつけよ」
GM-kuro:忠告
GM-kuro:そして
GM-kuro:何か、知っているかのような態度
GM-kuro:〈交渉〉で成功すると情報ゲット
クリス:「何か、心当たりでも?」
クリス:その様子に、そう尋ね返す。
クリス:1d20
([dice])Cris:3(1D20:3)=3
GM-kuro:カルラ「お主も気付いているのではないか?」
GM-kuro:その言葉に
GM-kuro:クリスの脳裏を
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Interlude
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── フリッツとの思い出 Recollections with Fritz ──
「ここだァッ! ここならば浴場が覗けげぶはァッ!」
「フッ…苦労したぜ、あのバレリアさんの勝負下着を手に入れんぶらんとっ!?」
「パメラさーんッ! 俺の心を貴女の愛のハンマーで打ち直ひでぶっ!?」
ろくでもない、思い出が過ぎる
これは、その中の一つ
彼はその時も、何者かに折檻されたのか
地面に頭から突き刺さっていた
フレデリック@舞台裏:∠(ιの_の)
クリス@舞台裏:|っ・・)っ
クリス@舞台裏:|っ・・)っ さすがフリッツ、僕達の期待を裏切らない
クインシー@舞台裏: (ι…x…)φ 砦の増改築も大変なのである(手記
クインシー@舞台裏: (ι…x…)φ 日照、隙間風、雨季の対策…その他にも諸々の対応が必要であり(以下略
フレデリック@舞台裏:犬神フリッツ
クインシー@舞台裏: (ι…x…)φ 女性陣から湯殿の改築案が出ていますが
クインシー@舞台裏: (ι…x…)φ 正直覗きへの対策は(ry
フレデリック@舞台裏:予算が足りないのであった。
フレデリック@舞台裏:あと、フレデリック様はあちこちから軍資金を調達して
フレデリック@舞台裏:向こう5年分くらい返せない借金抱えたりします
クインシー@舞台裏: (ι…x…)貴様ーァ
フレデリック@舞台裏:もう単独で戦争なんて出来ないとかほざく。
クインシー@舞台裏: (ι…x…)会計補給担当の胃袋を破壊するつもりか!
フレデリック@舞台裏:大丈夫。勝てば払える。
フレデリック@舞台裏:負けたら生き残っても借金地獄
クインシー@舞台裏: (ι…x…)俺は借金を返すために勝たなければならないのか。
クリス:「…」
クリス:やれやれ、とため息をついて
クリス:元力の修行がてら、光の剣で刺さっているものを掘り起こす
クリス:「ん〜〜、ここかなぁ? ぁ」
じゅ
クリス:そんなこんなで元気なフリッツくんが収穫されました。
GM-kuro:フリッツ「いやあ、何が悪かったんだと思う?」
クリス:「頭」
クリス:即答である。
フレデリック@舞台裏:なんてストレート
クインシー@舞台裏: (ι…x…)何事も直球がよいのです
GM-kuro:独房で開催される反省会
GM-kuro:フリッツ「――そうか! 頭! なるほど。頭が隠れていなかったから見つかったのか……よし、今度は頭から隠密しよう」
GM-kuro:さっきまで、ある意味頭から隠密していた男が何か言ってる
クリス:「…フリッツ、君は一度隠密の何たるかについて学びなおしたほうがいい。これなんかお勧め」
クリス:『鋼の歯車』という表題の本を渡しつつ。
クリス:「それにしても、懲りないね」
GM-kuro:フリッツ「ハハッ、懲りないさ」
GM-kuro: ビシイッ
GM-kuro:フリッツ「なんてったって、俺は“大盗賊”だからな! 命短し、恋せよ漢と言うだろ?」
GM-kuro:朗らかすぎる笑顔
GM-kuro:だが、その笑顔の向こうに
GM-kuro:一瞬
GM-kuro:何処か、空虚な気配が混じった気がした
クリス:「漢ではなく乙女です」
クリス:間違いをざっくりと訂正しつつ
クリス:この、フリッツという男とは無縁そうな、その気配に
クリス:「…フリッツ」
GM-kuro:フリッツ「ん? おいおいよせよ、俺は男に惚れられる趣味はねえんだ」
GM-kuro:何時もの調子も
GM-kuro:その、薄闇を目にした後では
GM-kuro:何処か空虚に感じる
クリス:「…、私も胸の薄い人に興味はありません」
クリス:感じた空虚を振り払うように、冗談で返す
結局
彼の中の闇を垣間見たのは
その一度だけで
次の日は何時ものフリッツだった
彼はそれからも何時も通り
折檻され
折檻され
折檻され
折檻され
折檻され
突き刺さったりしながら
諜報員として、変わらぬ日々を過ごしていたが――
Interlude End
GM-kuro:彼は、姿を消した
GM-kuro:それは、あの薄闇と無関係ではないのではないか?
クリス:「…、ひとつだけ」
クリス:そう、カルラの問いに返す。
GM-kuro:カルラ「………西だ」
GM-kuro:ぽつりと
GM-kuro:カルラが声を返す
クリス:「ありがとうございます」
クリス:カルラの声に、ぽつりと感謝を述べ
クリス:「…カルラ。貴方は、虚しさを感じたことは?」
クリス: ふと、そんな問いかけをする。
GM-kuro:カルラ「………幾度もある。」
GM-kuro: こくりと、頷きながら
GM-kuro:カルラ「だが、あ奴の虚無は……某が感じた者より深かろう」
GM-kuro: カルラをして
GM-kuro: そう言わせる程の
GM-kuro: フリッツの抱える薄闇とは何であろうか
GM-kuro: このまま、西に向かっていいのか?
GM-kuro: そんな疑念が、脳裏を過ぎる
GM-kuro:☆西に向かうと、DPに1D10点ダメージを受けます
GM-kuro@舞台裏:(゜▽、゜)+
GM-kuro@舞台裏:だが向かわなければ
GM-kuro@舞台裏:フリッツは
GM-kuro@舞台裏: し
GM-kuro@舞台裏: に
GM-kuro@舞台裏: ま
GM-kuro@舞台裏: す
GM-kuro@舞台裏: ☆
クリス:「…されとて」
クリス:先ほど見上げた星々は
クリス:不吉に、赤く、瞬いていた。
クリス:北にある七つの星の傍らに浮かぶ、赤い星。
クリス:「見捨てるには、ちょっと深入りしすぎました」
クリス:ざ
クリス:風に吹かれるまま、西へと、歩を進め始める。
フレデリック@舞台裏:死兆星!
クインシー@舞台裏:死兆星が!
GM-kuro@舞台裏:フラグが!!
GM-kuro@舞台裏:よし
GM-kuro@舞台裏:じゃあ
GM-kuro@舞台裏:フリッツ先生の
GM-kuro@舞台裏:一世一代の
GM-kuro@舞台裏:晴れ舞台が幕を開けるよ!(開けるな
「あぁ…」
ふと、思い出したように。
「月が西に傾いてから門を叩くものがいたら、それは絶対に入れないでください」
そう言い残し
星明かりは、闇の中へと消えていった。
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Interlude
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── 西の沼地 A west marshy
place ──
破天軍本拠より、西
鬱蒼と茂る森の奥
人里離れ、木々に光遮られて
闇に包まれた場所に
その沼地はあった
付近に住むものからは、迷いの森、不浄の沼地と恐れられる
瘴気発する、邪なる地であり
あのフーゴも、土地の浄化の為に有効な手をついに見出せなかった
曰くつきの場所である
その場所で――
ズバァッ
迸る、鋼の閃き
鋭く鍛えられた短剣が
醜悪なる、悪鬼の戦士の命を断つ
沼地に沈みゆく、亡骸の数
すでに、両手両足の指を足しても数え切れぬ
その、光景に
それを為した者に対して
「「貴様ァッ!? 正気かッ!!?」」
双頭の魔神は
怒りと、そして驚愕をあらわに吼えた
オークの神である彼は
ティネアに、嘗て飲まされた煮え湯の事を忘れていない
一人の騎士に対して、ティネアが授けた
あらゆる闇を退ける、魔法の粉
アレを浴びた騎士の前に
屈強なるオークの斧は悉くが弾き返され
結局、その一人のせいで
カァスは、己の支配地を広げる事に失敗したのである――
よく覚えている
あの粉が、どれほど闇を退け駆逐するか
だから、信じられないのだ
目の前にいる男
間違いなく、ティネアの騎士たる
首筋に蝶の痣持ち
あの忌まわしい魔神のように戦う、闇の騎士が
自分の体も蝕む、魔法の粉をその身に浴びて
自らの体を砕きながら、己の首を取りに来ている事が、信じられないのだ
Interlude End
クリス@舞台裏:|っ・・)っそ げぇっ、カァス
クインシー@舞台裏: (ι…x…)カァス先生!
フレデリック@舞台裏:カース様!(違
クリス@舞台裏:|っ・・)っ フリッツじつはおんなのこ説!?
クインシー@舞台裏: (ι…x…)いや
クインシー@舞台裏: (ι…x…)女になるのはメローディアの
クリス@舞台裏:|っ・・)っ あぁ、ティネアはオクルスの妹か
クインシー@舞台裏: (ι…x…)ティネアのは吸血騎士さんだったかな
クリス@舞台裏:|っ・・)っ ティネアの使徒になると吸血鬼になるんだっけ
クインシー@舞台裏: (ι…x…)確か。
GM-kuro:〈事情通〉で判定 ダイス1個プラスしてOK
GM-kuro:成功すると、フリッツがどういう状態にあったのか察しがついたり、レクスカリバーが教えてくれたりする
クリス:3d10 導きの星:判定値11
([dice])Cris:17(3D10:5 75)=17 導きの星:判定値11
クリス:西の空に微かに瞬く星の声
クリス:それを、聞き逃さぬよう細心の注意を払いつつ
クリス:闇の中をひた走る
空を、一際大きな星が落ちた
その向こうに
小さな、星の輝きがある
小さいが、確かに存在する
それは、真実の光だ
∵偽心の印∵
美しき魔蝶、ティネアは
極稀に、あまりに罪深き魔印を用いる事がある
ティネアの配下は、例外なく彼女に愛を捧げた騎士たちであり
愛ゆえに、躊躇無く命を捨てるが
愛は、時に行動を大きく束縛する
それは、失敗の許されぬ、長期に渡る大任において
騎士の枷となるのだ
だが、奔放に生きることは
嫉妬深き彼女には許せない
だから、彼女は与えるのだ
お前はティネアの騎士などではない
人として、思うがままに生きる、ただの人間だ
偽りの心を与えるのだ
それは、彼女に愛を誓った騎士ではない別の人格
ゆえに、どのような行動を取ろうとも嫉妬の対象にはならない
偽りは、時が来れば剥がれ
騎士を、大任の死地へと導くであろう
そう
「カァァァアアアアアアアァスゥッ!!! 覚悟を決めろォッ!!!!」
「「ほざけ虫けらが!!! その蝶の翼、この場でもぎ取って晒しものにしてくれるわッ!!!!」」
クリスの眼前で
繰り広げられる
闇と闇の
戦の如き、死地に――
クリス:1d10
([dice])Cris:10(1D10:10)=10
クリス:(…うわ)
クリス:一瞬、目的も忘れ、心の中で舌を打つ
クリス:あふれる闇に呼応するように
クリス:体に絡みつく闇の鎖が震えるのだ
クリス:それは、心地よい闇の誘惑
クリス:…
クリス:「ふぁて」
クリス:頬をつねった痛みで揺らいだ心に活をいれつつ
クリス:(どうしたものですかね)
クリス:戦いの趨勢を見守りつつ、考える
クリス:(フリッツの愛の邪魔をするのも野暮ですし…)
GM-kuro@舞台裏:フッ
GM-kuro@舞台裏:だが今のフリッツは
GM-kuro@舞台裏:ティネアの愛だけで
GM-kuro@舞台裏:この場にいるのではない…
GM-kuro@舞台裏:そのために丁寧に
GM-kuro@舞台裏:僕は君達との会話を演出してきたんだ!
だが、待って欲しい
彼は本当に、愛のためだけにここにいるのだろうか?
そもそも――
カァスを倒すだけなら
フレデリックに、この場の事を教えれば
それでよかったのだ
フーゴ軍も間違いなく同調し
両軍に犠牲は出るだろうが
カァスは撃破できる
どちらか片方のみが打撃を受けるわけではないのだから
戦の趨勢にも、大した影響は与えない
なのに何故、一人で死地に来たのか?
その応えは
偽心の印の
罪深さにある…
偽心の印は
仮初の人格であった頃の記憶を
奪わない
ティネアが、そのように作ったのだ
蝶の魔神は
自分への思いと
仮初の記憶で得た、ちっぽけな人との関わり
その間で揺れ動き
だが、最終的には己を選ぶ
そんな、騎士の心の動きを見て
楽しむ為にそう作ったのだ
フリッツは覚えている
全てを覚えているのだ
クリス
クインシー
フレデリック
皆、覚えている
培った情を覚えているのだ
そう
今、彼は
ティネアへの愛と
破天軍へ感じる、友情と義の為に
単身、死地へと赴いたのだ
諜報員が一人死ぬ程度
戦の趨勢に
何の影響もあるまいと――
GM-kuro:☆救出法
GM-kuro:1・レクスカリバーをカァスに突き刺してみる(判定不要、しかしレクスカリバーが失われる)
GM-kuro:2・通常判定で援護を試みる(判定必要、成功すればフリッツは生還できるが、ボーナスが貰えなくなる)
GM-kuro:3・通常判定+奇跡一つ(武将奇跡でもOK) (通常判定に成功した上で奇跡を消費すれば、フリッツは生還し、ボーナスも貰える)
クリス:3d10 信託:判定値13
([dice])Cris:17(3D10:5 6 6)=17 信託:判定値13
カァスの分厚い皮膚を何度も切りつけ、ボロボロになっていくフリッツの刃
もはや、それは刃としての用を成さず…カァスは避けようとすらしない
それでも、あくことなく攻撃を続けるフリッツ…その切っ先が
ふぉん
ずぶり…
突然、切れ味を戻し、カァスの肉に埋まる
「「な、なんだとォッ!!!?」」
響く、驚愕の声
クリス:そこに
∵大破壊∵ − Ravage −
「Star Light…」
クリス:〈元力〉〈元力:輝〉〈元力槍〉〈元力集中〉〈始祖の血統〉〈風の紋〉〈水の紋〉
「Breaker―――――――!!!!!!!!」
叩きつけられる、極光
反動で血を滴らせながら
杖から放たれる光の柱が、魔神を薙ぐ
光が
消え去った後
そこには
浄化された湖と
傷ついた、一人の男
そして、彼を追ってきた、クリスの姿があった
ざぁ…
風が、木々をさざめかせ
静かなる湖面を揺らす
湖の、ほとり
罅割れた体を、木陰に休めて
フリッツは、問うた
「何故……来たんだい」
へへっ、と苦笑混じりの問いだ
クリス:「…」
クリス:しかし、クリスはフリッツの問いに答えず
クリス:下を向いて、何かに耐えるように、身動き一つせず、口をぐ、っと噛んでいる。
クリス:やがて、ゆっくりと、口を開くと
クリス:「…フリッツ」
クリス:「…魔法の反動で」
クリス:「体が洒落でなく痛いので」
クリス:「ちょっと待ってください…」
クリス:と言い残して、その場で身もだえを始めたのだった。
GM-kuro@舞台裏:なんという
GM-kuro@舞台裏:虚弱体質…
クインシー@舞台裏: (ι…x…)よしよし、俺が回復してあげるからね
クインシー@舞台裏: (ι…x…)実際
クインシー@舞台裏: (ι…x…)代償すげーとおもうのだが(笑
クリス@舞台裏:|っ・・)っ
クリス@舞台裏:|っ・・)っ 代償:H9!
クインシー@舞台裏: (ι…x…)俺の代償、最大でH6だからな
クインシー@舞台裏: (ι…x…)D代償特技はめったに使わん(Phantasma特技ですから
フレデリック@舞台裏:∠(ιの_の)
フレデリック@舞台裏:代償H4!
クインシー@舞台裏: (ι…x…)≪守護結界≫は単体でH5なのだ
クインシー@舞台裏: (ι…x…)シーンいっかいだけだが。
GM-kuro:フリッツ「…」
GM-kuro:僅かな静寂がその場を包み
GM-kuro:フリッツ「ははははっ! あっはははははははっ!! ははは、はは…アンタも、頭が悪いな」
GM-kuro:闇を退ける、魔法の粉も
GM-kuro:光は退けられない
GM-kuro:クリスの光は
GM-kuro:傍にいた、フリッツの肉体を蝕むティネアの粉を弾き飛ばしていた
クリス:「ぜー、はー…、でなんでしたっけ?」
クリス:ようやく痛みが和らいできたのか、仰向けにねっころがったまま、フリッツに問いかけるクリス。
GM-kuro:フリッツ「いやあ…いいよ」
GM-kuro:ひらひらと、手を振ると
GM-kuro:フリッツ「もう暫く“大盗賊”でいてやってもいいかな。そう思ってさ」
GM-kuro:にっと
GM-kuro:君のよく知る
GM-kuro:フリッツの
GM-kuro:無駄に明るい笑みを浮かべた
クリス:「そうですか。…ぁ、門は月が西に傾き始めたら開けないよう言って置いたので、急いで帰りましょう。できれば私をおぶって」
クリス: その笑みに、笑い返して、すぐに顔を引きつらせる。まだ痛いらしい。
GM-kuro:フリッツ「おいおい、俺もボロボロなんだぜ。少しは労わらないと、この大盗賊様が死んだら破天軍にゃあ大損失じゃないか!」
GM-kuro: そう言いつつも立ち上がり、手を差し伸べる
クリス:「そこはほら、勝手に抜け出したのを不問にすることで一つ」
クリス: そう言いつつ、差し出された手を握る。
爽やかな湖の風が
傷ついた男達を撫でた
時を同じくし、ブリスランドのオーク達が急速に勢いを減じ
休戦から僅か3日で、オーク軍が駆逐されたのは後世によく伝えられている
この事変は“カァスの三日天下”と呼ばれ
焦って事を起こしても、かえって悪い結果を産む事の例えとしてよく用いられたという
“大盗賊”フリッツ
彼は、諜報員として、この後も破天軍をよく助けた
しかし、その後の彼については
どの文献も、詳細に追えないでいる
一説によると
魔蝶ティネアの騎士であった彼は
魔神の逆鱗に触れ、絶命したとも
逆に、多くの苦難を越えて人に戻り
ちっぽけな、人間として生を終えたとも言われている
しかし、その生涯、特に破天軍においての彼は
どんな時も軽口を絶やさぬムードメーカーとして、談笑の中心にあったとされる――
☆ボーナス!
フリッツに武将特性“魔蝶の騎士”付与
兵力Pを特別に4点保有する
特殊武将となります
Scene end
クリス@舞台裏:この後、背中で眠るクリスを背負って帰ってきたフリッツを見た一部の女性方が
クリス@舞台裏:あられもない妄想を広げ、それを物語として広めていく。
クリス@舞台裏:|っ・・)っ とかゆーオチを考えたけどあまりにアレなのでやめた(ぉ
クインシー@舞台裏: (ι…x…)φ かきかき(ちょ
クリス@舞台裏:|っ・・)っそ 書き残しちゃらめぇぇぇぇ!?
フレデリック@舞台裏:でも、BL関係って相当昔からあったみたいね。
フレデリック@舞台裏:少なくとも中世にはジャンルとして確立してたそうな。
フレデリック@舞台裏:何せ暇だからね貴族!
GM-kuro:舞台裏
GM-kuro:フレデリィィィック
GM-kuro:何もないならなしと宣言どぞ
フレデリック:特になし!
GM-kuro:クインシー
クインシー:斧騎士団の回復を試みる。
クインシー:<祈念>3Lv 【共感】18
クインシー:3d20
([dice])Quincy:36(3D20:15 10 11)=36
クインシー:まあ、成功である
GM-kuro:おk
クインシー@舞台裏: (ι…x…)天馬騎士団を再生するかなァ
クインシー@舞台裏: (ι…x…)そうしましょう
フレデリック@舞台裏:バレリアは国民に人気ありそうだなあ
クインシー@舞台裏: (ι…x…)ブリスランドの象徴的存在ですからなあ天馬騎士団
フレデリック@舞台裏:利用しがいがある。
クインシー@舞台裏: (ι…x…)はっは(笑
− The second half
of 805 −
■#2
┣キャスト:クインシー
┣年代:805年下半期
┗場所:とある岬
クインシー@舞台裏: (ι…x…)岬とな。
フレデリック@舞台裏:ヒロインが踊っていて
フレデリック@舞台裏:落ちる
フレデリック@舞台裏:(違
クインシー@舞台裏: (ι…x…)て なんて種デス
オーク軍を退け
休戦協定を終えてからは
散発的な戦闘が再開していた
幾度かの戦を繰り返し
海辺の町に陣を敷いた際
珍しく
バレリアが、野営地を離れて
近くの岬へ向かうのを君は見かけた
クインシー:(珍しいこともあるもので)
クインシー: 負傷者の治療も終わり、いくらかは時間がある。
クインシー: 少しの間ならば、離れても特に問題はない……筈。
クインシー: 近くにいた兵に少し出ると言い置いてバレリアの後をついていく。
クインシー: さて、どこに行くのか。
ざぁ…
GM-kuro:追いかけているうちに
GM-kuro:優しい潮風の吹く
GM-kuro:見晴らしのいい、岬に出た
GM-kuro:バレリアは静かに海を見ているが
GM-kuro:彼女の前に
GM-kuro:誰かの墓があるようだ
クインシー: さて、ついてきたは良いのだが、どうにも出辛い。
クインシー: 好奇心任せに行動するべきではなかった。
クインシー: いまさらそう思うも、後ろを向いて去るのもどうにも気まずい。
クインシー:<隠密>1Lv 【知性】12
クインシー:1d20
([dice])Quincy:11(1D20:11)=11
クインシー:成功してしまった。
GM-kuro:どうやら
GM-kuro:君には
GM-kuro:気付いていないようだ
GM-kuro:いや、普段ならとっくに気がつく距離だろうが
GM-kuro:どうやら
GM-kuro:無心に祈りを捧げているせいで
GM-kuro:君に気が回っていないように思える
GM-kuro:〈祈念〉
GM-kuro:で
GM-kuro:判定せよ
クインシー:<祈念>3Lv 【共感】18
クインシー:3d20
([dice])Quincy:23(3D20:9 2 12)=23
クインシー:成功である
GM-kuro:すると
GM-kuro:彼女の心が
GM-kuro:アー、そして君の心に届いたとでもいうのか
GM-kuro:その思いの一端に触れることが出来た
あの墓は
人のものではない
天馬のものだ
バレリアは今でこそ、優れた将であり
騎士団の皆の尊敬を一身に受ける女であるが
彼女にも、若かりし頃はあった
若くして武勇に優れ
天馬も乗りこなした彼女は
蛮勇に溺れ
一人、当時のブリスランドを渡る商船を悩ませていた
巨大な魔物に挑んだのである
結果として
彼女は勝った
だが
大いなる犠牲を強いての勝利である
そう
彼女は、その戦で
最初の天馬を
失ったのだ…
以来、彼女は
戦友の墓たるこの地で
二度と自らの蛮勇で
仲間を盾にすることのないよう
騎士の誓いを新たにするのである
クインシー: 過ちは二度と繰り返さない。
クインシー: そう誓う人間のなんと多いことか。
クインシー: だが、同じ轍を踏む人間のなんと多いことよ。
クインシー: その生涯、同じ過ちを繰り返さずにいることの出来る人間は少ない。
クインシー: 人の意志は弱い。悲しいほどに。
クインシー: 誓いを完遂できるものは一握りもいるかどうか。
クインシー: だが、しかし。
クインシー: その一握りは良かれ悪しかれ、歴史に名を残す。
クインシー: 今、彼の主となっているもののように。
クインシー: ならば彼女は?
ざあっ
GM-kuro: 視界の中で
GM-kuro: 潮風に推されるように、バレリアが立ち上がる
GM-kuro: その視線は海の彼方を見つめており
GM-kuro: 君には表情を伺い知る事は出来ない
GM-kuro: 彼女は起こせるだろうか?
GM-kuro: 神が与えたものではない
GM-kuro: 人事を尽くしたがゆえの、奇跡を
GM-kuro:【希望】で判定
GM-kuro:ダイス+1
クインシー:【希望】12 ダイス2個
クインシー:2d20
([dice])Quincy:7(2D20:5 2)=7
クインシー:よい出目
クインシー: ふう、と天を仰いで息をつく。
クインシー: 頭をかいて、一歩、足を踏み出す。
クインシー: そのまま歩き、バレリアの数歩後ろまで近づく。
クインシー: 足音を消せるほど隠密が得意なわけではない。一歩踏み出した時点で気がついているだろう。
GM-kuro:バレリア「覗き見とは、あまりいい趣味ではないな。クインシー殿」
GM-kuro:振り向いたバレリアの顔は
GM-kuro:何時もの彼女のものだ
クインシー:「申し訳ありません。ただ、どこに行かれるのか気になったもので」
GM-kuro:バレリア「だが、よい。折角の機会だ、よければ失われた我が半身のために祈ってはくれないか」
GM-kuro:軽く頷きつつ
GM-kuro:墓の前から静かに退く
GM-kuro:クインシーの前に
GM-kuro:簡素だが、手入れの行き届いた墓が姿を見せた
GM-kuro:戦争になる前は、足しげく通っていたのだろうことが伺える
クインシー:「ええ」
クインシー: 墓の前に歩み寄り、膝をついて手を合わせる。
クインシー: 目を閉じ、頭を垂れ──
O magna
mater, magna clementis regina.
──ああ 大いなる聖母よ 偉大なる慈愛の女王よ
Animam
fatigatiem iterat complecti manui,
──疲れ果て旅立った魂を その御手に抱き
Maculam
tristitiam luit
──穢れと悲しみを洗い流し
Satisfacerit
peccata itineri iterum ire vagerit,
──贖罪の旅路を 再び歩むその日まで
Quiem requiem
da vobis brevissimas.
──一時の安らぎを賜らんことを
口にするのは、死者へと手向ける祈りの言葉
戦が長くなり、毎日のように口にする言葉とはなったが
それでもその心は変わることなく
ただ、静かに、純粋に
安息を願う
クインシー: 静かに聖印をきり、立ち上がる。
GM-kuro:バレリア「感謝する」
GM-kuro:短く呟くようにして
GM-kuro:背を向けた彼女
GM-kuro:あまりに
GM-kuro:簡素な態度である
GM-kuro:だが、その真実は
GM-kuro:潮風が
GM-kuro:一瞬、朝日の中に見せた
GM-kuro:雲の切れ間を飛ぶ、幻のような白い翼と
GM-kuro:背を向ける瞬間見えた雫が
GM-kuro:物語っているだろう
西方暦805年 8月――
天馬騎士団の生き残りが、次々に破天軍へと集い
その戦力は、往時とさして変わらぬ規模にまでなった
この時集った騎士たちが
皆、一様に
日差しの中を涼やかに飛ぶ一頭の天馬に、今こそ立ち上がる時と導かれた
そう、答えたという――
☆ボーナス
『天馬騎士団残党 兵力P20』が、
『新生天馬騎士団 兵力P30』に、入れ替わりました
Scene end
GM-kuro:舞台裏ァー
GM-kuro:なんかする?
GM-kuro:フレデリック
フレデリック:特になし!
GM-kuro:クリス!
クリス:養生!
クリス:1d10
([dice])Cris:4(1D10: 4)=4
クリス:HPが4点回復した
GM-kuro:OK
− The first half of
806 −
■#3
┣キャスト:フレデリック
┣年代:806年上半期
┗場所:ブリスランド王都近郊
クリシュナはとてつもない働きものである
彼の齎す数多の情報は
破天軍に幾多の恩恵を齎す
特筆すべきは
彼がそれを
黙々と、己の足で稼いでいる事である
疲労がないはずはないが
フィニス、不死ゆえに
疲労で死すこともない
ゆえに、己の肉体にムチを打つ不断の精神力さえあれば
彼のような行動が取れるのだ
その日も
彼は、馬を一頭借りて
本拠地を出た
皆、知れたもので
彼の姿がなくとも、ああ、またかと
笑顔で好意的に見送るのである
だが――
たまたま、見かけた
出かける彼の背中は
何時もと、少し違う気がした
フレデリック:それをたまたまにでも追ってみようと思い立ったのは、好奇心というよりも、
フレデリック:新しく入った馬の調子を見ようと厩舎にいた、ちょうどその時に彼の姿を見たからだ。
フレデリック:最近、新しい馬を見繕ってはそれを乗り回すのが日課になっている。
フレデリック:まだ惚れ込むほどの馬には出会えていないが。
フレデリック:ともあれ、遅れること少々。
フレデリック:フレデリックもまた、馬上の人となっていた。
GM-kuro:それはなかなかに
GM-kuro:楽しい追跡劇だった
GM-kuro:獣道スレスレの細道を通っていくクリシュナ
GM-kuro:しかしそれは、間違いなく目的地への最短ルートであり
GM-kuro:かつ、フーゴ軍に見つかる可能性も0に等しい事が
GM-kuro:道中の、場違いなほどの平和さでわかった
GM-kuro:こんな道を知っているのは
GM-kuro:ブリスランドを、よほど好きな奴だけだ
GM-kuro:好きなものは隅々まで知りたくなる
GM-kuro:やがて――
GM-kuro:そんな、楽しい追跡劇も終わりを迎えた
GM-kuro:ブリスランド王都を見下ろす、小高い丘の上で
GM-kuro:クリシュナが馬を止めたのだ
フレデリック:成る程、斯様な抜け道があったとは。
フレデリック:とはいえ、大軍を送ることは出来ない以上、密偵向けか、それとも自らこうして見に行くか、それくらいしか使い道はなさそうだが。
フレデリック:馬も似たようなものか。脚は速いが持久力が足りない。
フレデリック:荒い息を吐く馬を近場に繋いで、クリシュナに目を遣る。
GM-kuro:クリシュナ「よくついてこれましたね。本気で撒く心算だったのですが」
GM-kuro:仮面の向こうから
GM-kuro:笑みの気配がする
フレデリック:「ばれてたか」
フレデリック: 悪びれる様子もなく笑う。
フレデリック: 別段、特に隠れようという意志もない。
GM-kuro:クリシュナ「いやあ、お気になさらず。此度は私用なのです。仕事とは違い、見られて差しさわりがあるわけでもない」
GM-kuro:それが、あの違和感の違いか
GM-kuro:確かに、普段の彼は消える時ももう少し気を配る
フレデリック:「私用だったか。俺は気を遣った方がいいかい?」
フレデリック: どちらにしても、強引に立ち入るつもりはない。望まぬのであれば。
フレデリック: 気安く言いながら、隣りに並び……王都に視線を馳せる。
GM-kuro:クリシュナ「いえ、語らうのも悪くはない。そんな私用です」
GM-kuro:そう言う彼の視線も
GM-kuro:王都にある
GM-kuro:そこにブリスランドの旗はないが
GM-kuro:フーゴの指揮下
GM-kuro:急激に再建、復興が進んでいる
GM-kuro:彼の特筆すべきは
GM-kuro:ブリスランドの文化、風土は尊重した上で
GM-kuro:ハイデルランド側の文化、風土を流入させ
GM-kuro:互いを時には競わせ、時には協力させることで
GM-kuro:発展の助けにしている所であろう
GM-kuro:こういうことは匙加減がとても大事で
GM-kuro:よほどの治世の腕がなければ
GM-kuro:どちらかに偏りすぎた悪政となる
GM-kuro:クリシュナ「フーゴ王は素晴らしい、我々にとっては侵略者ですが、歴史家の視点で見れば正に賢王と言えるでしょう」
GM-kuro:忌憚ない感想を述べる、クリシュナ
フレデリック:「全くだ。流石は我が友よ。正味、民も10年暮らせばあちらにつくんじゃないかね」
フレデリック: 誰とて、戦乱よりは平穏を好む。
フレデリック: それが長く続くのであれば、なおのこと。
GM-kuro:クリシュナ「それはそうでしょう。恐らく、彼が生きている間の世界はほぼ磐石の平和になるかと思われます」
GM-kuro:しかし
GM-kuro:しかし、だ
GM-kuro:どんな英雄、最高の王であろうと
GM-kuro:死ぬのだ
GM-kuro:そして、死したる時後継者に輝きを残す事も
GM-kuro:王の役目であるが…
GM-kuro:クリシュナ「ですが、あまりに万能の王というのも後の世に禍根を残す物です」
GM-kuro:そう言って
GM-kuro:視線を、フレデリックに向ける
フレデリック:「王の言葉が全て正しいわけではない。賢明な王とは時代に応じ、時代に即した政を為すもんだ」
フレデリック: ふと、苦笑。
フレデリック:「それを、民は往々にして忘れがちになる」
フレデリック: 偉大過ぎる王は……人々の心を「纏め上げてしまう」力を持つ王は、時に民に、己の心さえも捧げさせてしまう。
フレデリック: それが危険なのだ。
GM-kuro:クリシュナ「我が父は欠点の多い王でした。しかし、王の器はあった。なればこそ、周囲は彼を支えた」
GM-kuro: フレデリックの言葉に同意するように頷きながら
GM-kuro: 言葉を紡ぐ
GM-kuro:クリシュナ「しかし、フーゴ王は違う。彼は支えられているのではない、捧げられている」
GM-kuro:クリシュナ「そして、捧げる人間は際限なく増えて往く――」
GM-kuro: 視線が
GM-kuro: フレデリックに移る
GM-kuro: 哀しいかな
GM-kuro: 稀代の王の才気、器、志を認めつつも
GM-kuro: それ故に挑まねばならぬ、人の弱さよ
GM-kuro: フィニスの聖痕、傍観者の瞳にはこの哀しみがありありと称えられている
フレデリック:「だが、意地と誇り、そういったもんで心を捧げられない者もいる」
フレデリック: 或いは、
フレデリック: 伊達とか、酔狂とか。
フレデリック:「フーゴはそういう連中を気に入るだろう。だが奴の配下全てがそれを許容するわけではない」
フレデリック: 例えば、彼の傍らに常に控えている、あの老騎士。
フレデリック: その外見に反して、広い見識を持つが……
フレデリック: それでも王に仇なすかもしれぬ者を、王の身近に起きたくはあるまい。
フレデリック:「……ま、つまるところ、だ」
フレデリック: 腕を組んで笑う。
フレデリック:「どっちが真に、“天下”を取るに相応しいか……試してみりゃ分かるってことさ」
フレデリック: 国、ではなく、天下、という。
フレデリック: 王でもなく、ただ、上に立つに相応しい者、と。
クインシー@舞台裏:我らがフレディのように適度に庶民くさいほうが良いと思うのだ
フレデリック@舞台裏:こういう時代に専制君主に疑問を持つ人ってどのくらいいたんだろうなあ
クインシー@舞台裏:いたかもしれませんが
クインシー@舞台裏:王権神授説が蔓延してたので
クインシー@舞台裏:うかつにいうと即首切りかそんなだったかもしれません
GM-kuro:クリシュナ「そうですね」
GM-kuro:淡々と
GM-kuro:短く頷くと
GM-kuro:クリシュナ「捧げられた生贄の上に立つ王か…」
GM-kuro:視線を王都
GM-kuro:そして、フレデリックに
GM-kuro:クリシュナ「それとも、生贄のように民の不平と言う槍で突き上げられそうな王か」
GM-kuro:仮面の向こうでにこりと笑みを浮かべ
GM-kuro:クリシュナ「未来を掴み取るとしましょう、我々…人の手で」
GM-kuro:視線は
GM-kuro:過去と
GM-kuro:そして、現在
GM-kuro:さらに、未来までの重ねて
GM-kuro:フレデリックを貫いたまま
その言葉に、応と力強く頷き、
「……しかし因果な話だぜ。要するに、“俺じゃなくてもいい”ことを目指してるとも言えるわけだからな」
ふと呟いた声が、果たして彼に聞こえたかどうか。
フレデリック@舞台裏:こいつ
フレデリック@舞台裏:なんか民主主義目指してるように思えて仕方がなくなってきたw
そう
王とは
王となるために、個人であることを
捨てねばならないのだ
それは、大いなる孤独
大いなる孤独を抱えようという男と
大いなる孤独から逃れて尚
不死と言う孤独に
苛まれる男――
時代は、過去、王を目指したもの
現在、王を目指そうとするもの
未来においても王であり続けようとするもの
皮肉にも、同じ時間に
3人の王を頂いたのだ
神ですらも
彼らの運命は、最早知りえないであろう
しかし、神の眼は
今、尚
彼らを静かに見守っていた
☆ルート解放
オクルスに会いにいけるようになります
Scene end
GM-kuro:舞台裏
GM-kuro:クインシー
クインシー:斧騎士団の回復を試みる。
クインシー:<祈念>3Lv 【共感】18
クインシー:3d20
([dice])Quincy:36(3D20: 12 12 12)=36
クインシー:成功
GM-kuro:クリス
クリス:引き続き療養
クリス:1d10
([dice])Cris:6(1D10: 6)=6
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