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Deployment Stage 2
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■#9
┣キャスト:クリス
┗場所:パネラの棲家
そこは
切り立った崖の上に
ぽつんと存在する
掘っ立て小屋だった
カーン カーン
昼夜問わず
鋼鉄を撃つ音が
響いているという
典型的な鍛冶師の家だ
クリス:「ふむ」
クリス:こうして、家の前に付いてからふと思い、自分の身だしなみを見る。
クリス:皮の防具にローブ、そして杖。
クリス:鍛冶屋に、喧嘩を売っていると取られても可笑しくない装備である。
クリス:「まぁ、折角ですし」
クリス:こんな場所に居を構えるのなら、変わり者かもしれない、と思い直し
クリス:「…失礼します」
クリス:と、掘っ立て小屋の中へと、足を踏み入れた。
カーン
じゅっ
GM-kuro:丁度
GM-kuro:鋼を冷やす所だったようだ
GM-kuro:むっとする蒸気が君を撫でる
GM-kuro:そして
GM-kuro:パネラ「…誰?」
GM-kuro:革の繋ぎにゴーグル、煤で汚れた頬と言う
GM-kuro:典型的偏屈鍛冶師ないでたちをした女性が君を見据える
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n 女性、ktkr!
クインシー@舞台裏: (ι…x…)女性鍛冶師ですね
バテン@舞台裏: ヾ(のωの)ノ゛
クインシー@舞台裏: (ι…x…)火星の土方歳三に出てくるのを連想したいちがせの脳は腐っている(マイナー
(編集者注釈:そういう小説があるのです)
クリス:「客です」
クリス:間違いではないので、そう答える。
ぽいっ
がらーん
GM-kuro:出来が気に入らなかったのか
GM-kuro:ぞんざいに
GM-kuro:鋼を投げ捨てると
GM-kuro:パネラ「あたしに? 親父じゃなくて?」
GM-kuro:問いかける
GM-kuro:<事情通>で
GM-kuro:判定どうぞ
クリス:1d20 共感13
([dice])Cris:4(1D20:4)=4 共感13
GM-kuro:彼女の父は
GM-kuro:ブリスランドの王宮に装備を納入していた鍛冶師だったが
GM-kuro:王宮陥落の後
GM-kuro:病の床に耽り
GM-kuro:腕を惜しんだフーゴからの、雇用と治療の申し出も断り
GM-kuro:一月前に、命を落としているのだ
クリス:「えぇ、貴女に」
クリス:パメラの問いかけに、頷き返す
GM-kuro:パメラ「うーん。まあ、話を聞こうかな。あ、適当にかけて」
GM-kuro:と
GM-kuro:言いつつ
GM-kuro:彼女自身は
GM-kuro:クズ鉄の山に
GM-kuro:腰掛けやがった
クリス:「では、失礼して」
クリス:と、辺りを見渡して、適当な位置に腰をかける。
クリス:「さて…」
クリス:そして、一息おいて
クリス:自分たちがフーゴに対抗すべく勢力を整えている事から始め
クリス:来るべき戦のために、武具が必要な事をかいつまんで説明した。
GM-kuro:パネラ「うーん」
GM-kuro:ぐりぐりぐりとクズ鉄の山を捏ねるように指を這わせ
GM-kuro:パネラ「私は親父と違って、特定の陣営に忠誠とかないから。まあ、山賊や海賊みたいなろくでなしじゃない限り雇われるのは構わないんだけど」
GM-kuro:ぴっと指を5本立てる
クインシー@舞台裏: (ι…x…)資金の援助かー
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n 資金かー
クインシー@舞台裏: (ι…x…)大変ですねー
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n く、くくくいんしーきゃもーーーん!?
バテン@舞台裏: しかもC(クラウン)
クインシー@舞台裏: (ι…x…)ああ10cまでだからね俺
クインシー@舞台裏: (ι…x…)それ以上になると経験点が(笑
GM-kuro:☆雇用判定
GM-kuro:1・彼女の工房を本拠地に作る為の費用を全て肩代わりする
GM-kuro: 費用は1D20をふり、出た目と同じ額のCである
GM-kuro: ここにいない人の金を出してもOK
GM-kuro: 出た目の半額でも雇うことは可能
GM-kuro: ただし、満額支払えない場合彼女の能力が若干下がる
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n ランダムかよ!?
クインシー@舞台裏: (ι…x…)20とか振ったら怒るで(笑
GM-kuro@舞台裏: こういうのも
GM-kuro@舞台裏: いいだろ!
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n いいね!
バテン@舞台裏: なんという金
クインシー@舞台裏: (ι…x…)金で雇う
クインシー@舞台裏: (ι…x…)シャドウ!
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n ブレカナの金、空気な事が多いからね!
クインシー@舞台裏: (ι…x…)デフォルト空気じゃないですか
GM-kuro:2・〈交渉〉で説き伏せる。金は払わないですむが、能力が若干下がる
GM-kuro: 1・で金を支払いきれなかった時よりはやる気を出してくれるよ
バテン@舞台裏: デフォで下がるのかっw
バテン@舞台裏: 娘は何という商売上手
クインシー@舞台裏: (ι…x…)HAHAHA(笑
GM-kuro@舞台裏: 満額:100%中の100% 誠意:100% 半額:20%
GM-kuro@舞台裏: こんな感じですね
クリス:1d20
([dice])Cris:10(1D20:10)=10
GM-kuro:そして
GM-kuro:さらに
GM-kuro:5本
GM-kuro:両手の指が綺麗にたった
GM-kuro:パネラ「多分さー、工房ごと移転しないとそちらさんに雇われるのきついと思うんだよね。で、少なく見積もってこれくらい。出せる?」
GM-kuro:首を傾げるパネラ
クインシー@舞台裏: (ι…x…)ぴったり!
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n なんというぴったり
バテン@舞台裏: なんという
GM-kuro@舞台裏: ぴたり賞
GM-kuro@舞台裏: くいんしーえもーん。お金出してー と
GM-kuro@舞台裏: 報告するんですね
バテン@舞台裏: 破天王は金欠中です
GM-kuro@舞台裏: で
GM-kuro@舞台裏: ちょっとくらいならいいですよと安請け合いしたら
GM-kuro@舞台裏: 財産全部もぎ取られるクインシー
GM-kuro@舞台裏: ワロタ
バテン@舞台裏: ひどいはなしですね
クインシー@舞台裏: (ι…x…)まだありますから(次のアクトになったらまた10cわいてきます
バテン@舞台裏: なんか宗教担当より、財務大臣になりそうな予感。
クインシー@舞台裏: (ι…x…)正直何処からお金調達してるんだろう
クインシー@舞台裏: (ι…x…)この時代に株式とか無いだろうまだ
バテン@舞台裏: 実は教会の金持ち逃げして破門(黙
クリス@舞台裏: |n-ω-`)nそ そりゃぁ顔出したくも無いな
バテン@舞台裏: まあ、冗談は兎も角、教会関係者の口止め金とか、支援あたりじゃない?w
「これから戦をしようというのに、素寒貧では話になりませんからね」
に、と笑いつつ
背筋に冷たいものを流しながら
「それでは」
心の中で、師匠でもときたまにしか使わなかった、いいのを調合してやろう、と
教会で胃をいためているであろうクインシーに頭を下げつつ
「よろしくお願いします」
パネラ「ほほー。太っ腹だねお兄さん。よーし、あたしも腕を振るっちゃうよー」
そう言うと
目を$マークにして
素晴らしい笑顔を浮かべるパネラであった
GM-kuro:☆武将ゲット
GM-kuro:“鍛冶師”パネラ 武将奇跡:爆破 武将特性:満額鍛冶師 任意の勢力を二つ選択する。選択した勢力の持つ兵力ポイントを1.5倍にする
Scene end
GM-kuro@舞台裏: そして
GM-kuro@舞台裏: マジで使える
GM-kuro@舞台裏: 満額鍛冶師であった
バテン@舞台裏: 何という商売上手
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n パメラさん
クインシー@舞台裏: (ι…x…)強ぇ(笑
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n 分かりやすくて可愛いなぁw
クインシー@舞台裏: (ι…x…)そしてがめつい(笑
GM-kuro@舞台裏: ゴロゴロ失敗作を作り出していた理由は簡単です
GM-kuro@舞台裏: 金が絡んでなかったから気分が乗ってなかったのです
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n おまw
バテン@舞台裏: なんという・・・
クインシー@舞台裏: (ι…x…)この姐御は(笑
バテン@舞台裏: 指示しといて何だけど
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n?
バテン@舞台裏: キャスト陣、教会の情報持ってなくね?w
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n は
クインシー@舞台裏: (ι…x…)y-~
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n 教会に
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n 美人のシスターさんがいるなら
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n クリスが知っているかもしれません(黙
クインシー@舞台裏: (ι…x…)y-~ 俺、教会嫌いの設定だったからなー(笑
GM-kuro@舞台裏: テラ持ってねえ
バテン@舞台裏: よし、舞台裏で調べよう(黙
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n それだ!
GM-kuro@舞台裏: いいだろう1回調査権利をやろう
GM-kuro:舞台裏
GM-kuro:バテン
バテン:◆残存の抵抗勢力についてリサーチ
GM-kuro:〈事情通〉でどうぞ
バテン:〈事情通〉は2Lv 【共感】12で素振り
バテン:2d20
([dice])Baten:13(2D20:8 5)=13
バテン:5成功。
GM-kuro:ブリスランド解放戦線
GM-kuro:細々と活動を続けているレジスタンス、背後にブリスランド真教教会の影が見え隠れする
GM-kuro:フーゴが宗教的弾圧を行うかどうかを調査する為に
GM-kuro:レジスタンスと協力する見返りに
GM-kuro:そのあたりを探らせているようだ
GM-kuro:フーゴとは直接の面談を行ったりもしているようだが
GM-kuro:オニキスのような明らかな闇の眷属が彼に手を貸していることもあり
GM-kuro:懐疑的にならざるをえないようだ
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n 成る程
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n しかしこの教会
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n 見事な二枚舌だな…
クインシー@舞台裏: (ι…x…)教会ってのはそう言うもんです
GM-kuro@舞台裏: そりゃ疑うよ!
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n ちょっとオニキスさんは
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n 闇闇しすぎてるからなぁ
GM-kuro@舞台裏: と言うかドラゴン堂々と従えてて信用するのはMURIだよね
GM-kuro@舞台裏: 真教的に
クインシー@舞台裏: (ι…x…)まあな(笑
クリス@舞台裏: おにきす「ばさばさ、ぼくわるいどらごんじゃないよぅ」
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n と言えばっ!
クインシー@舞台裏: (ι…x…)ところで俺、あの情報握っていいの?
GM-kuro@舞台裏: (ι ´▽`)無論情報共有はOK
バテン@舞台裏: 渡す
クインシー@舞台裏: (ι…x…)じゃあもらう
バテン@舞台裏: 思い切り渡すw
バテン@舞台裏: これを渡さないのは
バテン@舞台裏: 死ねと言っているようなもんだw
■#10
┣キャスト:クインシー
┗場所:ブリスランド解放戦線アジト
皮肉
と、言うべきであろうか
解放戦線のアジトが――
今や、すっかり寂れた
あの教会
そう
君が魔神オクルスと出会い
言葉を交わした、運命の夜を過ごした
あの教会であるというのは…
クインシー@舞台裏: (ι…x…)0話OPかよ!?
GM-kuro@舞台裏: 適度にほら
GM-kuro@舞台裏: あの教会
GM-kuro@舞台裏: 人里離れてる感があって
GM-kuro@舞台裏: 反政府組織のアジトにぴったりじゃね?
バテン@舞台裏: なんという思い出の場所
クインシー@舞台裏: (ι…x…)全力そうですね
GM-kuro@舞台裏: 因みにレジスタンスは抵抗勢力と手を組むのは万々歳なので君の訪れは割りと歓迎するが
GM-kuro@舞台裏: 教会関係者としては
GM-kuro@舞台裏: どう思うかと言うのが
GM-kuro@舞台裏: このシーンの
GM-kuro@舞台裏: 焦点もふかねー
GM-kuro@舞台裏: ここを君が訪れたら
GM-kuro@舞台裏: 出る予定である隠し武将が
GM-kuro@舞台裏: 登場しますよ
クインシー@舞台裏: (ι…x…)ほう
バテン@舞台裏: ほほう
バテン@舞台裏: アンデルセン神父
クインシー@舞台裏: (ι…x…)て いやだー
クインシー:(いやはや…)
クインシー: 俯いて、額に片手を当てため息一つ。
クインシー: なんとも見覚えのある、場所である。
クインシー: そもそも彼がこの一連の出来事に巻き込まれるきっかけのあった場所。
クインシー: ついでに彼が数年を隠れて過ごしたとも言える場所であるが。
クインシー:(確かに適度に人里はなれている上に交通の便も良いとは言えませんでしたが)
GM-kuro:教会の中は――
GM-kuro:まばらな、人影
GM-kuro:皆、レジスタンスのメンバーだ
GM-kuro:それなりに、好意的な空気を感じる
GM-kuro:それはそうだろう
GM-kuro:抵抗勢力と手を組めるのは
GM-kuro:彼らとしては願ったりかなったりだろうが
GM-kuro:一人――
GM-kuro:そう
GM-kuro:一人
GM-kuro:バルザックとはまた違う、巌のような雰囲気を持った神父
GM-kuro:年の頃は確か、もう50過ぎ
GM-kuro:白髪も増えたが
GM-kuro:その、迫力と厳格なる信仰心は
GM-kuro:衰えをまるで知らないようだ
クインシー@舞台裏: (ι…x…)ここここ怖そうなおじさんだよ!
バテン@舞台裏: いいなあ
バテン@舞台裏: こういうおっさん大好きだ
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n やべぇ、マジでエイメーンと言いそうだ
かつん
彼が
君に向け、歩みを進める
君は――
彼の名を、知っていた
“純教者”グレゴリオ
そう、彼は君の…
父
そして
師
「久しいな――。クインシー」
何処か、他人行儀なかしこまった声音
それが、今の彼と君の距離を現していた。
クインシー:「御久しぶりです、師父。おかわりないようで何よりです」
クインシー: 正式な一礼。師への礼儀はあるが、こちらも何処となく他人行儀な態度である。
クインシー:「まさかこちらにおいでだったとは思いませんでしたが」
GM-kuro:グレゴリオ「お前もな」
GM-kuro:短く返すと、君の言葉に頷き
GM-kuro:グレゴリオ「これも、アーのお導き…私ならば、そう言える」
GM-kuro:グレゴリオ「だが、お前は――少しばかり、ひねてしまったようだな」
GM-kuro:年経ても変わらぬ信仰心を称えた瞳が君を見る
クインシー:「ひねたなど…私の信仰をお疑いで?」
クインシー: しゃあしゃあとそんな事を口にする。
クインシー: それも心外と言わんばかりの表情もつけて、である。
GM-kuro:グレゴリオ「フッ。まあいい」
「問おう。クインシー……お前は、ブリスランドの信仰をどうする――いや、お前の主は……どう、導く気なのだ?」
純粋なまでに裏のない、問いかけ
だが、それだけに
恐ろしい響きがある
GM-kuro:☆雇用判定
GM-kuro:1・〈交渉〉or〈言霊〉で判定。言霊はペナルティ1個あり
GM-kuro:2・答えない。その場合彼はスルーする事になるが、付属物である勢力だけは仲間になる
クインシー:<交渉>1Lv 【共感】17
クインシー:1d20
([dice])Quincy:19(1D20:19)=19
クインシー:・・・・・・
∵真名∵ −
True Name −
クインシー@舞台裏: 締まらNEEEEEEEEEEEEEE
GM-kuro@舞台裏: OH…
GM-kuro@舞台裏: 全米がないた
クインシー:「………」
クインシー: 目を閉じて、しばしの沈黙。
クインシー: どう言えばよいのか、どう言葉を飾ればよいのか。
クインシー: どうにもこうにも、上手く言葉が纏まらない。
クインシー: しばし、がかなり、になったものの
クインシー:「…多くの民が、道に迷う事無く、己の道を歩むことのできるよう」
クインシー: 結局口から出てきたのはそんな言葉だった。
その言葉に
微かな笑みを浮かべるグレゴリオ
「それが、迷いの果てに――お前が得た答えか…」
かつん
彼は君の脇を通り過ぎ
「解放戦線の若人達を――導くといい。私は……お前の道を、見届けよう……」
それだけ言い残して
扉から、静かに出ていく
背中が、少し
昔より
小さくなったかもしれない
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n クインシーは
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n 色々と溜め込んでおられる…
クインシー@舞台裏: (ι…x…)教会関係で色々あったんでしょう、多分
バテン@舞台裏: なんという
バテン@舞台裏: 父親演出
少し小さくなった背は、歳のせいか、否か。
あの言葉は、自分が得た答え、と本当に言えるのか。
さあ、どうなのだろう。
だが、彼は一応自分の事を認めてくれたように見える。
やれやれ、と言いたいが。
「果たして、見れるような道でしょうかね……」
そんな事を口の中だけで呟き、祭壇の向こう側……聖印を見上げた。。
GM-kuro:☆武将&勢力ゲット
GM-kuro:“純教者”グレゴリオ 武将奇跡:天真
GM-kuro:ブリスランド解放戦線 兵力P8
Scene end
クインシー@舞台裏: (ι…x…)∵天真∵だとーーーー
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n グレゴリオさんは天真、かぁ
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n いかん、グレゴリオさんが
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n いのせーんす!と叫びながら
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n クインシーを庇う姿がw
クインシー@舞台裏: (ι…x…)て 止めろぉぉぉぉぉぉぉ!?
■#11
┣キャスト:バテン
┗場所:離れ小島
静かな島だった
俗世の争いとは無縁
だが、争いを海と言う壁を隔てて
一望に出切る
隠者に相応しい島でもあった
バテン: だが……
バテン:「それでも尚、その目に収めたいってぇのは、つまるところ未練なんじゃあねえのか?」
バテン: 島を背に、海を望む。
バテン: 外套を潮風に靡かせ、その男は傲然と言う。
バテン:「まだ目は見える。言葉も忘れちゃいねぇ。何よりお前の魂はお前以外のものにも未だ向けられている」
バテン: そこまで呟くように続け、
バテン:「……と、俺は見ちゃいるんだが。そこんところ、どうなんだい?」
バテン: ばさり、と外套を翻して振り返る。
バテン:「……ええ、フレデリック?」
GM-kuro:火傷の男「………」
ざぁ…
GM-kuro:君の言葉と、彼の沈黙
GM-kuro:そう、言葉なき言葉が重なる
GM-kuro:火傷の男「バテン殿――…私はもう、己の定めを果たした男なのです。ですが……」
GM-kuro:火傷の男「図らずも拾った命――…確かに、定めの先に残った、己の生……それを全うしようという思いはありますとも」
ざぁ…
GM-kuro:波が
GM-kuro:幾重にも押し寄せ
GM-kuro:潮風に乗って、二人の耳朶を打った
GM-kuro:※フレデリックの定めについて
GM-kuro:〈事情通〉で調査可能
バテン:素振りで2Lv 【共感】12
バテン:2d20
([dice])Baten:10(2D20:5 5)=10
ざぁ…
押し寄せる波は
夕焼けで、朱に染まっていた
崩れ、歪に消える
一瞬たりとも同じ姿は見せぬ水面
それは、まるで嘗て王子と呼ばれた男の現在のようだ
彼の負った火傷は――
戦によるものではない
武者修行との名目で、諸国を巡る最中
聖痕者としての役目をまっとうし
大いなる闇を撃退せしめた際に負った消えぬ呪いなのだ
そう
その闇の名は
“絶滅者”ボリヴァドゥス
神話に謡われる、最強の魔神の一人
仲間の命、そして己の姿
多くの犠牲を払い、彼はそれを闇の中に押し返したのだという
クインシー@舞台裏: (ι…x…)蛇の旦那か
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n ボリさんだっ
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n 原蛇派の癒し系のボリさんだっ
クインシー@舞台裏: (ι…x…)ちょっと様式美に拘りがちな蛇さんですね
GM-kuro@舞台裏: なんでそんなことになってたのかは
GM-kuro@舞台裏: 会話しながら
GM-kuro@舞台裏: 解説していこう
バテン:「………」
バテン: それは如何なる絶望と死闘であったことか。
バテン: 想像するしかなく、そして想像するだに絶望的。
バテン: 己の力も、心も、
バテン: それは削る戦いであったはずだ。
バテン:「……だが、お前さんはまだ生きてる」
バテン: ただ、それだけが今、目の前にある事実。
GM-kuro:火傷の男「……奴に挑めば死ぬと言われましたよ。かの、闇の聖母に」
GM-kuro:オーレリア、文字通り歴史の闇を横切る聖痕者の導き手の一人
GM-kuro:その予言は、ほぼ確定された未来だ
GM-kuro:だが、それでもなお彼がボリヴァドゥスに挑んだ理由
GM-kuro:それは、ブリスランドの為だ
GM-kuro:知識のない人間には
GM-kuro:魔神などどれも同じに思えるだろうが
GM-kuro:ボリヴァドゥスと、ブリスランドでここ数年暗躍していたオクルスは
GM-kuro:派閥の違いから、恐ろしく折り合いが悪い
GM-kuro:特にボリヴァドゥスはその気性の荒さから
GM-kuro:隙あらば、オクルスの計略に横槍を入れ、その成果を簒奪しようとする
GM-kuro:そう――
“絶滅者”の狙いは、ブリスランドだったのである
それは正に、究極の選択であろう
人の侵略者であるフーゴか
殺戮の為の殺戮を行うボリヴァドゥスか
フレデリックの身が一つしかない以上
その身で止めれるのは、どちらか一つ
彼が、どちらを選んだのかは
今の姿が、如実に物語っていた
バテン: その決断を。
バテン: 間違っていたとも正しい、とも、余人の誰に口に出来よう?
バテン: 全てはこの男の中にある。
バテン: 過去も、答えも。
バテン: 口出しするようなことではない。
バテン: 断じて。
バテン: だが……
バテン:「だが、それじゃあ、あまりに勿体ねぇ。そうは思わねぇか」
バテン: 不意に口を突いて出たのは、そんな言葉。
バテン:「お前さんほどの魂、残り火の如く終わるほど小さくはねぇ。……いや、終われるはずがねぇ」
バテン: 鋼の決意。
バテン: 不倒の闘志。
バテン: その全てを、今は疲れ果てたその身に宿すこの男が。
バテン: す、と手を挙げ、フレデリックの胸に指を置く。
「……まだ、僅かたりとも熱はあるかい?」
ざぁ…
GM-kuro:彼の鼓動のように
GM-kuro:波が、さざめく
GM-kuro:火傷の男「フ……確かに。この身焼け爛れても、命を拾うたからには意志までは灰に返してはおりませぬよ」
“神竜撃”
GM-kuro@舞台裏: 神竜撃の印な
GM-kuro@舞台裏: 具体的に言うと∵絶対命中∵と同じ効果の技。相手は死ぬ
GM-kuro:それが
GM-kuro:彼の身に刻まれた火傷の正体
GM-kuro:魔神ボリヴァドゥスの絶技である
GM-kuro:嘗て喰らった、大いなる火竜の力により得た炎を
GM-kuro:敵に対し、存分に振舞う
GM-kuro:地獄の炎に焼かれてなお、この男は生きて帰ってきた
GM-kuro:だが…
GM-kuro:火傷の男「されど――私は、表舞台に立ってはならぬのです」
GM-kuro:バテンの指の下で
GM-kuro:何かが脈打ち
GM-kuro:衣服を透かして、光を放つ
GM-kuro:血のように紅い、それは
不死人 - Finis - の聖痕
GM-kuro:大いなる魔神の技は
GM-kuro:彼に刻まれた聖なる傷痕すら捻じ曲げ
GM-kuro:不死の呪いに変えたのだ
ゆっくりと……手を下ろす。
「……昔、あるところにどうしようもない悪ガキがいてな。天下を取るんだと息巻いて、同類を集めて粋がっていた」
それとは逆の手を持ち上げ、今度は頭を掻く。
「まあ、あれこれやってて、ある日な、奇妙な爺に出会った。そいつは何でも知っていて、天下を取りたければ、知恵を授けてやる、と言った。俺は乗った、ん、だが……」
苦笑。
過去の己を思い出したとき誰もが浮かべる、照れと苦みの混じった笑み。
「その爺はいつまで経っても歳を取らんから、永遠の命を持つならお前が取ればいいだろう、と問うてみた。答えは何だと思う?」
どうにも仕方ない、というように肩を竦める。
「………」
仮面の向こうから、言葉なく。ただ瞳だけが君を見据える。
「不死の王など無用の長物。次の王が這い上がる、その気概こそが世を創るのだ、だそうだ」
わけが分からん、と一頻り笑う。
「だが、後半は気に入った。……フレデリックよ、もうおれから説得の言葉はない。だが一つだけ聞かせろ」
ごう、と風が鳴った。
太陽は天頂。
だが……暗雲が重く、そこかしこに千切れて残る、空。
それを高々と指さし、覇王の気概を持つ男は朗々と問いかけた。
「……お前、この世界を変えたいか」
ざぁ…
GM-kuro:波が、流れる
GM-kuro:火傷の男「そうですね――」
GM-kuro:火傷の男「嘗て、フレデリックと言う男が抱いていた理想は。今も胸にある」
GM-kuro:彼は、王になってはならぬ。終わりを知らぬ者ゆえに、その名を名乗る事は二度とないだろう。
GM-kuro:だが…
GM-kuro:火傷の男「今の私にはあまりに眩しく。少しばかり、持て余しておりましたが……」
GM-kuro:仮面を外す
GM-kuro:火傷の刻まれた、最早誰かも分からぬ顔が
GM-kuro:笑みを浮かべた
GM-kuro:火傷の男「バテン殿、私と同じく。己の運命に挑もうとしておられる貴方に、背負って頂くのも悪くはありませんな」
それは、
お前に担いでいけるのか?
俺の荷を抱え、共に行く者の荷を抱え
これから起きるであろう戦を
駆け抜けられるのか?
そう、問うているような
挑戦的な響きの、言葉
「――舐めるなよ。俺を誰だと思っている」
天を指さす手はそのままに、浮かべるはただひたすらに強く、眩しい……
「重荷は男の誇り。背負うものが重くとも、道が険しくとも、乗り越えればまたひとつ強くなる」
覇気に満ち満ちた、王の笑み。
「目指す先が天であろうとも、貫き通したその先を目指すが真の王よ!」
そして、
「フレデリック、お前の魂、受け取った! 安心しろ、落っことしたりは断じてしねえ。何故なら……」
「俺の魂は、天をも破る魂だッ」
ただその声は、
天を貫き、
破り通す、
王の一喝。
その声、破天の如く……!
GM-kuro:火傷の男「ふっ……」
GM-kuro:その声に
GM-kuro:男は、清々しい笑みを浮かべた
GM-kuro:火傷の向こうに、彼本来の
GM-kuro:穏やかだが、炎の如き気性を持った
GM-kuro:そう、例えるなら
GM-kuro:ブリスランドを包む大海原のような器が垣間見えた
GM-kuro:その魂を抱え、往くことが出切るものは
GM-kuro:太陽に他あるまい
火傷の男「では、見届けさせて頂きましょう。バテン殿……貴方と共に在る、我が魂の行く末を……」
男が――手を、差し出す
幾多の戦を越え、死の運命を越えた男の手だ
バテン: 返された手は硬く、分厚く。
バテン: 如何なる困難な道であろうとも、切り開こうとする男の手。
バテン: 二つの掌が重なり合い……そしてしっかと握られる。
バテン: ……今ここに。
バテン: 名と魂が受け継がれた。
バテン: 天をも破る決意を胸に、友と世界を賭けて相見える、
バテン: 破天王の誕生である。
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n よし、次回から
クリス@舞台裏: |n-ω-`)n バテンの武器はドリルで!
バテン@舞台裏: だから槍にしたんじゃねぇか。
バテン@舞台裏: 貫き通す!
クリス@舞台裏: |n-ω-`)nそ 既に万全の体制
クインシー@舞台裏: (ι…x…)パー璧っすね
バテン:「……ところでお前さん、妹なり弟なりいるかい? 娘でもいいんだが」
その問いに、彼は少しばかり目を丸くした後
火傷の男「 ざぁ……
波の音と、重なりながらも
よく通る声音で、応えた
Scene end
バテン@舞台裏: 伏線を勝手に張る俺(ぉぃ
クインシー@舞台裏: (ι…x…)おいッ(笑
バテン@舞台裏: 別にいなくても問題ないんだがなっw
バテン@舞台裏: というか、ぶっちゃけ、バテンが偽物だという噂は流れると思うんよ
GM-kuro@舞台裏: うむ
クインシー@舞台裏: (ι…x…)そらまあ流れるし、流すでしょうな
バテン@舞台裏: そこで、「でもあの方がいるなら」的な、二重の信頼の壁を
バテン@舞台裏: 創っておきたいw
バテン@舞台裏: 男児だと
バテン@舞台裏: 担ぎ上げられる危険性があるからw
クインシー@舞台裏: (ι…x…)まあ、普通担ぐでしょうなァ
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