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Act Trailer

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時は西方暦801年

ブリスランドは“征服王”フーゴによる統治を受け入れざるをえなくなっていた

 

最早、表立って反抗出来る程の勢力は存在せず

各地に潜伏する、フーゴの支配をよしとせぬ者達が

虎視眈々と牙を磨き続ける

奇妙な平和が続いていた

 

 

 

 

ブレイド・オブ・アルカナ

ブリスランド・サーガ

『天、未だ破れず』

 

 

 

 

 

それは、まるで

空を厚い雲が覆い

薄暗くも、静かな

嵐の前触れのようだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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Introductory Stage

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GM-kuro@舞台裏: 初期

 GM-kuro@舞台裏: 所持金

 GM-kuro@舞台裏: KIMEYOUKA

 クインシー@舞台裏:  (ι…x…)おぅ

 クリス@舞台裏: |n-ω-`)n おぅ

 バテン@舞台裏: OH

 クインシー@舞台裏:  (ι…x…)じゃ、振っていいかな

GM-kuro@舞台裏: いいお

 クインシー@舞台裏: 1d20

 ([dice]) Quincy 5(1D20: 5) = 5

クインシー@舞台裏:  (ι…x…)5フローリン

 バテン@舞台裏: (ιの_の)

 バテン@舞台裏: 1d20

 ([dice]) Baten 1(1D20: 1) = 1

 バテン@舞台裏: ぶっ

 クインシー@舞台裏:  (ι…x…)

 バテン@舞台裏: 路銀が尽きたな。

 クインシー@舞台裏:  (ι…x…)何につかったんだバテン前回の稼ぎを

 クリス@舞台裏: |n-ω-`)n スったか

 クインシー@舞台裏:  (ι…x…)いや、儲けになってないのか

 バテン@舞台裏: いや

  バテン@舞台裏: 全部売っても

 バテン@舞台裏: 借金になると

 バテン@舞台裏: 言っていたが

クリス@舞台裏: 1d20

 ([dice]) Cris 19(1D20: 19) = 19

クインシー@舞台裏:  (ι…x…)お金もちだ。

 クリス@舞台裏: |n-ω-`)n ぉ、結構持ってる

 バテン@舞台裏: クリス何を売った

バテン@舞台裏: 株か。株なのか。

クリス@舞台裏: |n-ω-`)n いえ

 クリス@舞台裏: |n-ω-`)n 今回は

クリス@舞台裏: |n-ω-`)n 妹から小遣いをせびられなかっただけです

 GM-kuro@舞台裏: 妹との思い出を売りました>クリス

 バテン@舞台裏: なん……だと……

 

GM-kuro@舞台裏: 801年スタートでありますが

 GM-kuro@舞台裏: だいたい

 GM-kuro@舞台裏: アクト終わる頃には

 GM-kuro@舞台裏: 803年くらいになってます

 GM-kuro@舞台裏: 年単位で

 GM-kuro@舞台裏: 準備もりもり

 GM-kuro@舞台裏: 勧めてねと言う

 GM-kuro@舞台裏: あれだ

 GM-kuro@舞台裏: 三国志の

 GM-kuro@舞台裏: 内政フェイズみたいな?

 クリス@舞台裏: |n-ω-`)n あれかw

 

 

 

■導入フェイズ

┣#1

┣キャスト:ALL

┗場所:ブリスランド辺境 何もない村

 

 

 

 

のどかすぎるほど

のどかな、辺境の村

 

このような場所にも

フーゴの噂は幾つも飛び込んできた

 

ブリスランドの国民からは

国を侵されたと言う、生理的嫌悪は未だ拭えぬようだが

フーゴの治世は

やや厳しくはあるが、公正なもので

好き嫌いは抜きにして、一定の評価と言うものは得つつあるようだ

 

そんな話が――

のどかな村の、唯一の宿

そこにある、小さな食堂で繰り広げられていた

 

 

 

 

バテン「それでこそ我が友ってぇもんだ、いやはや全く大したモンだァな、オイ」

バテンもっともらしく頷きながら、果実酒を呷る。

バテン「施政に関しては文句なし。些か強権的なとこは目立つが、まァ侵略した側である以上は仕方のねえところってわけだ、物価の高騰もねえしな」

バテンだが、と思い切り顔を顰める。

バテン「だが、それでも俺の懐にだけ金がねぇのは、些か不公平ってもんじゃないかい、我らが同志よ」

バテン果実酒“だけ”を飲みながら、道連れ二人の顔を交互に見遣る。

 

クリス「だから、あの話は危ない、と言ったでしょうに」

クリスと、同じく果実酒の入ったカップを手に、それにやや呆れ気味に返す。

クリス「まぁ、過ぎてしまった事は仕方ありません。…それで、これからどうします?」

クリスもふ、と開いた手でパンを口に運びながら、道連れ2人の顔を交互に見返す。

 

 

クリス@舞台裏: |n-ω-`)n ちなみに、クリスの足元には飲み干したカップが山と

 クリス@舞台裏: |n-ω-`)n とか一瞬頭をよぎった

 バテン@舞台裏: おい。

 バテン@舞台裏: おい。

 バテン@舞台裏: 大事なことなので2回おい

 クインシー@舞台裏: 実はのんべぇですか

 クリス@舞台裏: |n-ω-`)n よ、よぎっただけですよ!

 

 

クインシー「約一名の路銀が心もとないのはさておき」

クインシー ちびちびと果実酒をなめながら(あまり酒には強くないのである)

クインシー「まずは支払いを済ませるところからですか」

クインシー 後腐れなく物事には始末をつけておくことが肝心である。

クインシー どんな小さなことでもそれは大切なのだ。

バテン「よし、任せた、友よ」

バテンぱん、と手を打ち合わせて頼む、の仕草。

クインシー「・・・・・・」

バテン「俺ァこれより、国盗りのための周到な計画を練るという作業に入らにゃならん」

バテン「よって、事業は分担すべし。これぞ組織の根幹ってもんよ」

バテンうむうむ、と頷く偉そうな男。

クインシー「払えないなら払えないと正直に言って下さい」

バテン思い切り明後日の方向を向いた。

バテン「そーだなー。さしあたっては人を集めにゃなるめぇ。3人で殴り込みなんぞ、きょうび山賊とてやりやしねえしな、うむうむ」

バテン意図が見え透いてはいるが。

クインシー「…………はぁ」

クインシー 深い深い溜息をついて、懐から財布を取り出す。

クリス「…やる方法は無くはありませんが」

クリス「人を集めるのが一番でしょうね、それでは国が崩壊するだけです」

クリス「ぁ、クインシーさん私の分もお願いしますね」

クリスしれっと、付け加えるクリスであった。

バテン「いやあ、悪いな友よ」 悪びれないえがお。

クインシー「あなた方………」

 

バテン「……で、まあ、そういうこった。まあ、我らにとって幸いなのは、フーゴの奴が侵略者である、その一点に尽きるわけだ。善政を布いても、戦の恨みや傷つけられた誇りはそうそう埋まらん」

バテン不意に真面目な顔になる。

バテン笑みこそ消えぬが……

バテン「故に、離反を望む勢力に渡りをつけたいと思う。何か意見や補足はあるかい?」

クリス「基本ですね、しかしそれだけにフーゴさん達も目をつけているでしょう」

バテン「それだけじゃあねえ。この機に乗じて、己が王にならんとする不届き者もごまんといるわけだ」

バテンその不届き者の筆頭は傲然と笑う。

 

 

    

   そう

   君達は何も

   辺境の村で

   ゆっくり骨休めをしている訳ではない――

   ここにも、そういう勢力の存在があるのだ

   そう、それは……

 

 

 

 

 

                                                    Scene end

 

 

 

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