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Act Trailer
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新たな舞台・・・それは新たな戦いの始まり
新たな敵・・・そして新たな同盟の申し出
その時、AAAは・・・そして、世界はどう変わろうとするのか・・・
そして待ち受ける新たな敵の脅威とは・・・
トーキョーN◎VA The
Invulnerable Wars material
act 〜AAA-Three A〜
『Death Parade』
君は、なんのために戦う・・・?
RLは「がんばる、ちょうがんばる」のキシマです。よろしくお願いします
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RLシーン シーンカード:ヒルコ メインキャスト:全員 舞台:アイゼン・ヌル 大広間
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どのような組織であれ、数百という人間が集まれば騒がしくなる。
それは、AAAにおいても例外ではなく
──というより、構成員の大半が傭兵という組織上の問題で、其処──アイゼン・ヌル内部の大ホールは、それなりの喧騒に包まれていた。
だが、それも──薄暗い壇上に、一人の女性が現れたのを切欠に、漣の様に引いていく。
(RL-K) マリー「鉄と剣の元に集いし、我がAAAの同胞達。色々と忙しい中、こうして集ってくれた事に、先ずは感謝を述べよう」
(RL-K) 金色の髪を靡かせて、紅の瞳を直ぐに向け。
(RL-K) 燦々と輝く照明が、彼女の姿を浮かび上がらせる。
(RL-K) 理想を映す鏡像。
(RL-K) 夢想を抱く偶像。
(RL-K) ──マリー・アルベール。
(RL-K) 「では、早速本題に入ろう。……先日、“GloryGrail”より出された声明に関する事、だ」
(RL-K) マリーの背後の巨大なスクリーンに、映像が映し出される。
(RL-K) “Alice_Blue”が語る、世界の“真実”への言及──そして、共闘を望む声。
(RL-K) マリー「“Origin”、“魔法使い”──もしかしたら、聞いている者も居るかもしれない。知っている者も居るかもしれない」
(RL-K) マリー・アルベールは、すぅと息を吸い込んで。
(RL-K) マリー「……これから話す事は、今まで特A級の機密事項として扱われてきた事だ。これからも、それは変わらない」
(RL-K) 舞台の袖に居る親友へ、手で合図を出す。
(RL-K) 同時に壇上に浮かびあがる無数のホロ・スクリーン──秘匿され続けた、いくつもの情報。
(RL-K) 隊員達のどよめきと、幾重もの映像に囲まれながら、マリーは朗々と声を上げ続ける。
(RL-K) マリー「──此処に集った皆には、明かそう。あの、シベリア支部壊滅からの四ヶ月──私が、君達に隠し続けた真実を。」
(RL-K) マリー「そして──」
(RL-K) 演壇に、両の手を着いて。
(RL-K) ゆっくりと、頭を下げる。
(RL-K) マリー「……今の今まで、君達に“嘘”を付き続けた事を、どうか許して欲しい。──命令はしない。これは……私個人の、“個人的”な、お願いだ」
(RL-K) 再度巻き起こる、波のようなざわめき。
(RL-K) 向けられるのは驚愕か、怒号か、侮蔑か、嘲笑か。
(RL-K) 顔を照らす照明が眩しくて、判別ができない。
(RL-K) だから。だからこそ──凛とした顔を、上げる。
(RL-K) 「これらの情報を見てくれれば、分かるだろう──我等AAAは、この“魔法使い”と呼称される存在を──」
(RL-K) マリー「A級──否。“AAA-Triple A-”級の、霊的災害と認定する」
(RL-K) 矢継ぎ早に言葉を並べ立てる。
(RL-K) それでも、その言葉は揺らぐ事は無い。
(RL-K) マリー「そして、対“魔法使い”と“各自”が認識した任務に於いては、“灰羽の蛇-Quetzalcoatl-”、“GloryGrail”と協同歩調を取る事を“認める”」
(RL-K) マリー「……つまり、だ。一つだけ確かな事を宣言しよう」
(RL-K) 鋼の右腕を、ゆっくりと掲げ。
(RL-K) 高く──翳す。
(RL-K) マリー「我等が敵は、“魔法使い”。私達の世界を蹂躙せんとする、無礼無作法な客人だ」
(RL-K) マリー「AAAは、私達人間は」
(RL-K) マリー「今この場を持って、“魔法使い”に宣戦を布告する───!!」
(RL-K) その叫びと共に―
(RL-K) 翻していた拳を勢いよく振り下ろした―
(RL-K) そう、采は投げられたのだ―
シーンエンド
(アンディ@舞台裏) (−■_■) あえて言おう
(RL-K@舞台裏) む?
(アンディ@舞台裏) (−■_■) なんて、タイミングの悪い宣言なんだw
(アンディ@舞台裏) (−■_■) 全世界に危険組織認定されかかっている時に
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OPシーン1 シーンカード:ニューロ メインキャスト:海藍 舞台:灰蛇の集落(回想)
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灰蛇の集落の一つ。暖かくなりつつある気候と共に、雪解けの中小さな生命の伊吹が芽を出しつつある
そんな中、一人の少女が地面を耕して花を植えていた。
(海藍) 「何の花を植えているのです?」 ちょんと横にしゃがんで問う。
(RL-K) アマリリス「あ、海藍。もうそろそろ暖かくなってきたからね」
(RL-K) アマリリス「私もみんなのために力になろうと思ったんだ」
(RL-K) そう言い、額の汗を拭い笑う
(RL-K) アマリリス「花があれば、私の力であの子たちに“蜜”を集めてもらえるから、それを売ればお金になるでしょ?」
(海藍) 「ああ、なるほど……」
(RL-K) 彼女は少し風変わりな力を持っており、蜂を集め、力を借りることができるのである
(海藍) 「なら私もお手伝いしますか」
(海藍) そう言ってスコップを手に取る。
(RL-K) アマリリス「いいの・・・? それじゃ、これ。お願いします」
(RL-K) そういい、種が入った袋を渡す
(海藍) 「どこに蒔きましょうか。日当たりのいいところがいいですよね」
(RL-K) アマリリス「この木の傍でお願いします。ここだと、あの子たちが安心して巣を作れますので」
(海藍) 「了解しました」
(RL-K) アマリリス「それにしてもここ、いいところですよね。こんな場所が今の世界にあっただなんて・・・」
(RL-K) のんびりとスコップで地面を耕し、種を植えながら呟く
(海藍) 「“蛇”のおかげ、というところですね」
(RL-K) アマリリス「このまま、何事もなくみんな仲良く、平和に暮らしていければいいですね」
(海藍) 「ええ……そうですね」
(RL-K) アマリリス「そうですね。”蛇”さんがいればきっと安心ですよね」
(RL-K) そのとき、遠くから海藍を呼ぶ声がしている
(RL-K) 「おーい、リーダーが呼んでるぞ。なんか頼みたいことがあるそうだぞ」
(海藍) 「おや、何でしょうね」
(海藍) ひょいと立ち上がる。
(RL-K) アマリリス「あ、あとはやっておきますので。どうもありがとうございました」
(海藍) 「ええ、がんばってくださいね。それでは、また」
(海藍) そう言ってその場を去る。
(RL-K) 笑顔でそれに応えると、彼女は鼻歌混じりに再び土いじりに没頭しだした。
―その後、海藍がに頼まれた任務で灰蛇を留守にしている間
所属不明の部隊の襲撃により彼女が住んでいた集落は潰さることになる。
集落は焼かれ、生存者はなし。アマリリスの遺体は見つからなかったが、生存は絶望的だった・・・
シーンエンド
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OPシーン2 メインキャスト:全員 シーンカード:カタナ 舞台:アイゼン・ヌル ブリーフィングルーム
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―先ほどの演説から数時間後
マリー・アルベールにより、選り抜きの精鋭隊員数十名と
“-Royal Blue-” 陸奥 一騎
“アウトフィット” アンディ
そして、灰色の蛇からの協力者 海藍
以上のメンバーが、特別任務のためにブリーフィングルームに集められた。
(RL-K) マリー「・・・揃ったようだな。それではブリーフィングを始める」
(RL-K) マリー「現状の我々の敵・・・それはもちろん”魔法使い”どもだが、それだけじゃない」
(RL-K) マリー「各地で起きている霊的災害はもちろん、“レイトショーマローダ”とか名乗るGGから離脱した過激派のアヤカシ」
(RL-K) マリー「そして、今一番問題なのが“5thOrigin”だ」
(一騎) 「ほう、5th…」
(一騎) 小さく呟く
(RL-K) マリー「今は亡きロディアの報告によると、この5thは人間・業物、ありとあらゆるものをほぼ無差別に取り込み、我々3組織に対しても敵対意思を示している。第2の共通の敵と言える」
(一騎) 「――知らぬ間に随分と“敵”が増えたものですな……」
(海藍) 壁際で静かに言葉を聴く。
(RL-K) マリー「しかし、未だにこの5thに対する情報は未知数と行っていい。今”灰色の蛇”に出頭しているノウンが何か掴んだようではあるが・・・」
(RL-K) マリー「我々も探りの意味もかねて5th・・・正確には、彼らが隠れ蓑にしている“トラゴイディア-Tragoidia-”に対して仕掛けることにした」
(RL-K) その言葉と同時に、後ろのスクリーンにとあるドームが映る
(RL-K) マリー「このドーム”ヴィエリチカ”は、表向きは採掘施設だが、裏ではアヤカシやバサラなどを拉致し、生物実験を行われているという情報が入った」
(RL-K) マリー「霊的災害としては十分脅威であり、よってこの施設を制圧、霊的脅威を除去する」
(RL-K) マリー「さて、詳しい作戦説明に入るが、何か質問は?」
(アンディ) 小さく挙手
(RL-K) それを見てマリーが小さく頷く。
(アンディ) 「失礼します。現状、参加者はこの名他、陸奥の傭兵部隊。これで全部と考えてよろしいでしょうか?」
(RL-K) マリー「他数十名はつけるが、本作戦は少数精鋭での電撃作戦を行う予定だ。さらに、既に工作部隊が侵入済みである」
(アンディ) 「了解」
(RL-K) その後、軽く周りを見渡し他にいないのを確認して説明を再開する
(アンディ@舞台裏) (−■_■)φ 結構人数動かしてるな
(アンディ@舞台裏) (−■_■) なるべくなら裏づけと公表をしてから制圧したい所だ
(アンディ@舞台裏) (−■_■) 世間体があるからな
(海藍@舞台裏) (ι…x…)世論を味方に
(アンディ@舞台裏) (−■_■) 事後承諾させるにはちょっとな
(一騎) 「続けて失礼…」
(一騎) 割って入るように挙手
(RL-K) それを見て再開を止め、頷いて促す
(一騎) 「本作戦の俺の立ち位置は突入部隊の補佐、という事で宜しいのでしょうか? …それとも現地の指揮かな?」
(RL-K) マリー「陸奥には本作戦の指揮をとってもらう。“アウトフィット”との相性はそれほど悪くないはずだ。
本来ならセキグチもこの作戦に加えたかったんだが・・・」
(RL-K) そこで一瞬バツの悪そうな顔をしたがすぐそれも消え
(RL-K) マリー「海藍・・・だったかな? 君にも彼の指揮下に入ってもらう。少し不自由を感じるかもしれないが我慢してくれると助かる」
(海藍) 「はい、了解しました」
(一騎) 「結構、彼の件に関しては良く存じています。
――それともう一つ…施設内にて“拉致されたと思われるアヤカシ”を発見した場合の対処をご教授願いたい」
(一騎) 背もたれに寄りかかり、マリーを見据える
(RL-K) マリー「同盟に基づき、拉致された者は人間だろうがアヤカシだろうが保護すること。ただし・・・」
(RL-K) マリー「既に実験の結果自我がなく、霊的災害となっているモノもいる可能性は十分ある。それに対してはもはや我々に出来る事は一つだけだ」
(一騎) 「――成る程、了解した。」
(一騎) 説明を促すように一つ頷く
(一騎) 「…続きを」
(RL-K) マリー「では説明を続ける。部隊はドラゴイディアの会社に偽造した輸送ヘリで内部侵入。
これに関しては手引きは既に侵入してある工作部隊が行ってくれる」
(RL-K) マリー「その後、内部のトロン制御室と生物兵器研究施設を抑え、施設を占拠、無力化する」
(RL-K) マリー「指揮は先ほども言った通り陸奥に任せる。現場での細かい動きは全て一任する」
(RL-K) マリー「なお、侵入と同時に援軍を呼ばれないようにするため妨害電波による工作を行う。
内部間ではともかく、外部との連絡は一切通じなくなる」
(RL-K) マリー「部隊は基本的に陸奥率いる“αリーダー”とアンディ率いる“α1”・海藍率いる“α2”の3部隊。
編成は動きやすいよう各自自由にすればいい」
(RL-K) マリー「作戦開始時刻は5時間後の15時からだ。何か他に質問は?」
(アンディ) 「………俺に部隊長をやれ、と? 役者が不足していると思われますが」
(海藍) 「私が部隊長、ですか……」
(RL-K) マリー「さっきも言ったとおり編成は自由だ。一人の方が動きやすければ一人でもいい。
ようは、陸奥が指揮しやすいように分けただけの話だからな」
(一騎) 「ふむ…」
(一騎) 顎に手を当て、一寸の思考――
(一騎) 「…では作戦開始迄に隊編成を考案し、発表する事にしよう。――御大将、作戦開始時刻は?」
(RL-K) マリー「5時間後の時にヘリポートに集合。他に質問は無いか?」
(アンディ) 「俺はありません。いつでも行けます」
(海藍) 「私も特には」
(一騎) 「十全だ――アンディ、直ぐにヘリポートに向かい準備を。海藍、俺と一緒に来い。」
(一騎) 席を立ち、コートを翻す
(海藍) 「了解しました」
(海藍) 肩の上の梟が不機嫌そうに鳴いた。
(RL-K) マリー「・・・よし。それでは各員健闘を祈る。解散ッ!」
(アンディ) 「了解しました。」敬礼をし、ヘリポートへ
シーンエンド