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End Stage
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■終局フェイズ
┣#1
┣キャスト:ALL
┗場所:戦場跡
決着はついた
見上げる竜の身がひび割れ
その体から
聖痕の光が遊離してゆく
それは、スレイという一人の女に刻まれた業でもあった
闇と光が
交差しながら
天に帰る様を
戦場の全てが
固唾を呑んで見守った
やがで、全てが終わった時
竜はそこにはなく
戦場における象徴的存在の討ち果たされたフーゴ軍は
撤退するより、他なかった
GM-kuro:■束縛
GM-kuro:■固定値
GM-kuro:10個
GM-kuro:■ダイス
GM-kuro:1d20どぞ
フレデリック:1d20
([dice])Frederic:7(1D20:7)=7
フレデリック:全快。
クインシー:1d20
([dice])Quincy:5(1D20:5)=5
クリス:1d20
([dice])Cris:5(1D20:5)=5
クリス:全快
天に昇るその光は、
幾度見送ろうとも、決して飽くことなき美しさ。
それを、目に焼き付けるように、見送って。
――実は、満身創痍、疲労困憊。
けれど、これだけは仕方ない。ここで昔のように寝転がるわけにはいかないのが、王の辛いところでもあり……
そしてまた楽しいところでもある。
ひと息、吐いて。
振り返る先に、破天の軍。
遂に竜さえも打倒した、つわものどもがこちらを見ている。
に、と笑って。
ぐ、と槍を天に掲げる。
「勝ち鬨を挙げろッッッ!!!」
「雄オオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!」
王の側で共に竜と戦っていた魔術師の勝鬨に続き
――大気そのものを振るわせて。
その場にいた、全ての者の歓声が唱和した。
互いに抱き合う者たち、泣き崩れる者たち、跪いて祈りを捧げる者や、飛び跳ねて喜ぶ者……
誰もが皆、この場、自らの手で勝ち取ったものを分かち合っていた。
誰もが等しく、勝利を喜ぶ。
歓声が響くその只中で、声を上げることなく佇む男が一人。
聖印を切り、祈るような姿勢で俯いていたが、ふと、顔を上げ
───Animam fatigatiem iterat complecti manui,
───Quiem requiem da vobis brevissimas.
天を見上げ、そんな呟きを零して落とした。
クリス:「おや、静かですねクインシー」
クリス: 思いっきり叫んですっきりしたのか、爽やかな表情のクリスが声を掛ける。
クインシー:「あまり大声を出すと、少々まずそうなので」
クインシー: 片手を胸に当てたまま、いつもどおりの口調でそう返す。
クインシー: 視線は天を向いたまま。
クインシー: 土と血で汚れた顔から表情はあまり読み取れない。
フレデリック:「おいおい、何だァ、ノリが悪いなァ、おい」
フレデリック: その二人の。
フレデリック: 首にいきなり腕を回して、王が大声で笑った。
フレデリック:「いいんだよ、騒ぎてぇ時には騒ぐだけ騒いで、さっさとぶっ倒れりゃいいんだ。酒が入ればなおのことな」
フレデリック: かくいうこの男の疲労も相当なもののはずだが。
クリス:「そうですね、偶にはいいかもしれません」
クリス:笑顔で頷いて返す。
クリス:酒、という言葉にやけに反応していた気がするがきっと気のせいだろう。
クインシー:「騒ぐよりも先にすることがあるんですが」
フレデリック:「どうせ仕事しようにも砦がねぇよ! 今日中に着いても着かなくても、今夜は宴だ! ――なあ、みんな!?」
フレデリック: その言葉に、周囲の高揚した兵士達が同意の声を次々あげる。
クインシー: その光景にはあ、とため息をひとつ。
クインシー:「……ほどほどに、という言葉はいうだけ無駄でしょうね」
クインシー: 口調ほど、表情は重くない。
クリス:「ふふ、どれだけ祝い酒を飲めるか勝負です」
クインシー:「フレデリックとお願いします」
クインシー: きっぱり言い切る。
フレデリック: 楽しげな笑い。
フレデリック:「まあ、今夜は無礼講よ! 存分に飲んで踊って騒ぐがいいさ。何せ……」
フレデリック: 天を見上げ、
フレデリック:「でかいことを成し遂げたんだ。祝うくらいしねぇと収まらねぇよ!」
けれど、その視線の先。
分厚い雲に切れ間が生まれて、
空が、
もっと上の世界が、
彼らの頭上に広がる。
あたかも、門をひとつ越えるたび、次の道が開けるように。
彼らの行く先も、また……
西方暦810年
長き戦の流れが変わった瞬間であった
この後、幾つかの戦を経て
決着の時
西方暦812年へと、舞台は移る
運命を決めるのは
人の意志か
それとも――
ToBeContinued…
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【 舞台裏雑談タイム(終了後) 】
クインシー@舞台裏: しかしPhantasma二枚持ってるのにあんまりPhantasma特技使わないな、俺。
フレデリック@舞台裏: しかしそのおかげで助かったというw
クインシー@舞台裏: ふぉふぉふぉ
クリス@舞台裏: 演出はふぁんたずまバリバリだけどw
クインシー@舞台裏: (ι…x…)まあな
クリス@舞台裏: 次回も聖歌をよろしくおねがいします(ぉ
クインシー@舞台裏: (ι…x…)なんでマーテル主体型になっているのだ。
クリス@舞台裏: |っ・・)っ じゅーぶんっ
クインシー@舞台裏: (ι…x…)まあな
クインシー@舞台裏: とりあえずうっかり立てた病気フラグっぽいものを回収しなければいかん…
フレデリック@舞台裏: せめて後継者を育ててくれ(ぉぃ
クインシー@舞台裏: (ι…x…)いないね(ぉぃ
フレデリック@舞台裏: まあ
フレデリック@舞台裏: 後継者なんぞ育て始めたら
フレデリック@舞台裏: そこから死亡フラグだがな!w
クインシー@舞台裏: (ι…x…)そうね(心惹かれたらしい
クインシー@舞台裏: (ι…x…)死なんで?
クリス@舞台裏: くりす「後継者は可愛い女の子でお願いします」
クインシー@舞台裏: (ι…x…)まあこの世界聖職者って
クインシー@舞台裏: (ι…x…)女の人が一般的なようですからねえ
( 編集者注釈:改組が女性ですから )
フレデリック@舞台裏: やっぱ俺が欲しいな。後継者(何
クインシー@舞台裏: (ι…x…)嫁さんもらえ
フレデリック@舞台裏: いや、実子である必要はない(ぉ
クインシー@舞台裏: (ι…x…)2話でやった
クインシー@舞台裏: (ι…x…)クリシュナ(当時はまだフレデリック)への問いですか
フレデリック@舞台裏: 次回の
フレデリック@舞台裏: アタマあたりで
フレデリック@舞台裏: どっかから
フレデリック@舞台裏: 孤児かなんか引っ張ってくるかw
クインシー@舞台裏: (ι…x…)こっちも弟子取るかな
クリス@舞台裏: |っ・・)っ こっちは
クリス@舞台裏: |っ・・)っ ヤミの鎖をどおにかしなきゃ
フレデリック@舞台裏: 半分だものねw
クインシー@舞台裏: (ι…x…)アーの恩寵
クインシー@舞台裏: (ι…x…)使えるだろうね。たぶん
クリス@舞台裏: |っ・・)っ 或は
クリス@舞台裏: |っ・・)っ 真なる死の印を…
クインシー@舞台裏: (ι…x…)俺たちは今度はクリスを滅ぼさなければならんのか…
クインシー@舞台裏: (ι…x…)食らえ妹の手による刃ー(ぉぃ
クリス@舞台裏: |っ・・)っそ ばかな、何故弱点がわかったー!?
( わからんほうがある意味どうかしていると思うのは編集者である我だけでしょうか )
フレデリック@舞台裏:しかしこれでドラゴンスレイヤーかw
クインシー@舞台裏:(ι…x…)すごいねフレディ。
フレデリック@舞台裏:竜殺しの軍って、政治的にも立派なステータスだな
クインシー舞台裏:(ι…x…)歴史書の書きがいがあるよ。
クインシー舞台裏:(ι…x…)初期のほうは適度にごまかしがきいてる疑惑だが
クインシー舞台裏:(ι…x…)フレデリック殿はハイデルラントのほうにいってて帰ってきたから、
クインシー舞台裏:(ι…x…)そこはそれ、腕の見せ所ですか。詐欺師の。